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水溶性アロマオイルとエッセンシャルオイルの違い・見分け方を解説

2025.05.26
水溶性アロマオイルとエッセンシャルオイルの違い・見分け方を解説

水溶性アロマオイルは、加湿器やアロマディフューザーで香りを楽しみたい方に選ばれやすいアイテムです。しかし、エッセンシャルオイルとの違いが分かりづらい方もいるのではないでしょうか。 本コラムでは水溶性アロマオイルの特徴やエッセンシャルオイルとの違い、見分け方のポイント、使うときの注意点を、はじめての方にもわかりやすく紹介していきます。香りのある暮らしを安心して楽しむためにぜひご覧ください。

水溶性アロマオイルとは何か?

水溶性アロマオイルは「エッセンシャルオイル」とは異なります。
エッセンシャルオイルは、ラベンダーやユーカリなどの植物を水蒸気蒸留法や圧搾法で抽出した100%天然の揮発性の芳香成分です。水にはほとんど溶けず、直接垂らすと水面に油滴が浮くため、加湿器やアロマディフューザーにそのまま入れると機器に油膜が残ってしまうこともあります。

一方、水溶性アロマオイルはエッセンシャルオイルに界面活性剤や可溶化剤を配合し、乳化や可溶化によって水に分散・溶解しやすくしたものです。このため、水と混ざると芳香成分が満遍なく拡散し、均一な香りを楽しめるのが大きなメリットです。

見分け方のコツ

水溶性アロマオイルかエッセンシャルオイルかを見分けるポイントを3つ紹介します。

成分表記に注目

製品ラベルに「水」「乳化剤」「界面活性剤」「香料」などが上位に記載されていれば、水溶性アロマオイルである可能性が高いです。また「プロピレングリコール」といった可溶化剤も、加工品の目印になります。
反対に、「エッセンシャルオイル」「精油」「天然成分100%」といった表記があれば、エッセンシャルオイルの可能性が高いでしょう。

包装や容器でも見分けられる

高品質なエッセンシャルオイルは学名(例:Lavandula angustifolia)や抽出部位(葉、花など)・抽出方法(水蒸気蒸留法、圧搾法)などが詳しく記載されており、遮光瓶に入っていることが一般的です。これは成分や品質を維持するための工夫です。
一方で、透明ボトルやプラスチック容器に入っているものは、水溶性アロマオイルなど、エッセンシャルオイルとは異なる用途や製法で作られた製品であることが多く、目的に応じて選ぶことが大切です。

価格の安さにも注意する

5mlで数百円といった手頃な価格帯の製品には、水溶性アロマオイルや合成香料をベースにしたフレグランスオイルが多く見られます。
天然のエッセンシャルオイルは原料となる植物から少量しか抽出できないため、高価であることがほとんどです。使用目的や成分表示も併せて確認することで、自分に合った製品を選びやすくなります。

水溶性アロマオイルの使用シーン

ここまで見てきた特徴を踏まえ、水溶性アロマオイルが活躍する具体的な場面を見てみましょう。

加湿器やアロマディフューザーにぴったり

加湿器やアロマディフューザーには水溶性オイルが適しています。水としっかり混ざることで、ミストと一緒に芳香成分を空間へ均一に広げることができますし、機器内に油膜が残らないため故障のリスクを下げられます。忙しい日常でも気軽に香りを楽しめるでしょう。

ただし、一般的な加湿器は、アロマオイルの使用を前提としていないモデルもあり、対応していない機種で使用すると故障やトラブルの原因になることもあるため注意が必要です。
アロマディフューザーはメーカーが専用オイルを推奨している場合もあるので、説明書を確認し安全に注意して使いましょう。

ルームスプレーなど日常使いにも活躍

スプレーボトルに水と水溶性アロマオイルを入れて混ぜれば簡単にルームスプレーを作ることができます。リネンへの香りづけやトイレの臭い消し、来客前や気分転換をしたいときなど様々な用途に使えるため便利です。
ただし、肌への直接使用や入浴剤としての利用は想定されていないため、パッケージの用途表示に従いましょう。

安全に使うための注意点

便利な水溶性アロマオイルですが、安全に使うためのポイントも押さえておくことが大切です。

肌への使用や入浴には向かない

界面活性剤が含まれているため、肌に直接塗ったりお風呂に入れたりすると、皮脂を落として乾燥や刺激の原因になることがあります。アロマバスを楽しみたい場合は、キャリアオイルなどで希釈したエッセンシャルオイルや後ほど紹介するウォーターパフュームを使いましょう。

長時間の使用や高温での使用は避ける

強い香りを長時間嗅ぎ続けると頭痛や吐き気を感じることがあります。就寝中にアロマディフューザーをつけっぱなしにすることは避け、タイマー機能が付いている場合は活用するとよいでしょう。使用中はこまめに換気して、空気を入れ替えましょう

ペットや子どもへの刺激も考慮する

人よりも嗅覚が敏感なペットや、小さなお子さまには刺激が強すぎる場合があります。使用中は窓を開けて換気を良くし、アロマオイルのボトルは手の届かない場所に保管しましょう。誤飲や肌への接触を防ぎ、みんなが安心して香りを楽しめる環境づくりを心がけましょう。

お風呂でも使用可能なフレグランス「ウォーターパフューム」について

毎日のバスタイムに使用できる水用のフレグランス「ウォーターパフューム」をご存知でしょうか?
KIKAOのウォーターフレグランスをはじめとしたウォーターパフュームは、湯船に数滴加えるだけで、まるで高級スパにいるかのような心地よい香りが広がり、日常の空間を手軽に癒しの空間へと変えることが可能です。
もちろんアロマディフューザーや加湿器にも使用可能で、日常のあらゆるシーンに活用できる魅力的なアイテムです。

また、エッセンシャルオイルやアルコールを含んでおらず、肌荒れを起こす心配が少ない点、油膜が張らないため掃除がしやすい点もポイントです。

KIKAOのウォーターフレグランスについて詳しく知りたい方は、ぜひ以下のページもご覧ください。
【KIKAOの製品ページへ】

香りを楽しむために、正しい選び方と使い方を

水溶性アロマオイルは香りを手軽に楽しみたい方にぴったりのアイテムですが、エッセンシャルオイルとは成分も使い方も異なります。違いを理解して利用シーンに合ったオイルを選べば、香りの効果をより安全かつ快適に楽しむことができるでしょう。
初めての方はパッケージの成分表示や容器、価格にも注目し、用途を守って使いましょう。さらに、お風呂でも香りを楽しみたい方には、KIKAOのようなウォーターパフュームもおすすめです。ぜひ自分に合った香りアイテムを見つけてみてください。

KIKAO製品一覧

究極の癒しをお届けします

KIKAOは、プールやウェルネスエリアに適した、水やアルコールを含まない純粋なウォーターフレグランスを提供しています。

KIKAOコレクション

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